武蔵野線M11編成の思い出
突発で書くことを決めました
一部曖昧な記憶が混ざっているため、正確性には欠きますのでご了承ください
中1の5月頃でした。武蔵野線沿線の某所にて用事があり、帰路にM11編成に乗車しました。30分ほど前に発生した輸送障害で発車が遅れていました。
詳しい場所は伏せますが、ちょうど始発の電車だったので乗客はほとんどおらず、最後尾の乗務員室前で列車無線に耳を澄ましていました。
10分ほど遅れて発車したは良いものの、信号に幾度となく引っかかります。無線も依然荒れた状態が続き、かぶりつきをしていると車掌さんが話掛けてきました。
「車掌室に入ってみない?」と思いもよらぬ事を言ってきました。こんな誘いは滅多にありませんが、乗務中にそんなことが出来て良いのか、妨害にならないかと心配になりました。
乗客も少ない上、トンネルの中でのみ入れて頂けることになりました。
いつも窓からしか見れない薄緑の運転台は想像よりも高さがあり、様々な機器類が積まれているのでだいぶ前面窓は小さく感じます。
2分ほど見回したあと「警笛鳴らしてみない?」とさらに驚く提案が…
椅子には座らず少し硬いペダルを踏むと、真下から振動とともに一瞬空笛が響きます。
滅多にない体験でしたのでビビって一瞬しか踏みませんでしたが、あの205系の空笛を直で聞けてとても幸せでした。
もう5年程も前の話ですし、ジャカルタ譲渡と言うことで時効かと思い記事化に至りました。
この出来事以外でM11に乗ったことはありませんでしたが、武蔵野線の205系を忘れることは無いと思います。
最後に乗車したクハ204-7から一枚